大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  カイドウ タカノブ
  開道 貴信   健康栄養学部 健康栄養学科   教授
■ 標題
  トゥレット症候群の重度チックに対する脳深部刺激療法.
■ 概要
  トゥレット症候群(TS)の重度な難治性チックは、生活を破綻させる。脳深部刺激療法(DBS)は、チックを抑えることができるとの報告が、近年蓄積されつつある。今回自験例を交えてその概要を報告する。症例は19~25歳、男性4例、女性2例、発症年齢は5~10歳であった。術前YGTSSは37~48(平均44.3)であった。追跡期間は3~46ヵ月(平均24ヵ月)であり術後1、3、6、12、24、36ヵ月後のYGTSSを測定した。また、神経心理検査を術前後に行った。刺激目標は正中中心核・束傍核とした。術後、YGTSSは徐々に低下し、患者の日常生活は向上した。神経心理学的に悪化を認めなかった。TSの重度難治性チックに対するDBSは、慎重に適応を見極めて行う限り、有用な治療選択肢となりうる。担当:診療、論文のすべてを担当した。
  開道 貴信, 大槻 泰介, 高橋 章夫, 金子 裕
  共著   機能的脳神経外科   51,82-85頁   2012/12