大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  カイドウ タカノブ
  開道 貴信   健康栄養学部 健康栄養学科   教授
■ 標題
  難治性チックに対する視床刺激療法.
■ 概要
  重度で難治なチックは生活を破綻させるほど患者を苦しめることがしばしばある。脳深部刺激療法(DBS)で重度難治性チックを抑えられるとの報告が蓄積されつつある。今回自験例を交えてその概要を報告する。症例は19~34歳の14例(男性10例、女性4例)で、追跡期間は1~80ヵ月であった。術前、術後のYGTSSおよび神経心理検査を行った。刺激目標は正中中心核・束傍核とした。術後、YGTSSは徐々に低下し、患者の日常生活は向上した。神経心理学的に悪化を認めなかった。TSの重度難治性チックに対するDBSは、慎重に適応を見極めて行う限り、有用な治療選択肢となりうる。
担当:診療、論文の全てを担当した。

  開道貴信、大槻泰介、高橋章夫、金子裕、池谷直樹
  共著   機能的脳神経外科   21,33-38頁   2015/12