大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  ツガワ ナオコ
  津川 尚子   健康栄養学部 健康栄養学科   教授
■ 標題
  血中低カルボキシル化Matrix Gla Protein (ucMGP) 濃度測定法の開発と血管のビタミンK栄養評価における有用性の検討(原著論文)
■ 概要
  MGPは血管に発現する血管石灰化抑制因子であり、かつビタミンK依存性蛋白質である。本研究は、血管のビタミンK不足指標として非Gla化MGP(ucMGP)を利用することを目的に血中濃度測定法を開発し、血管におけるビタミンK栄養評価指標としての有用性を評価した研究である。本研究では、ラットおよびヒトの血中濃度測定法を開発し、それぞれの種においてビタミンK栄養状態の低下が血中uvMGP濃度を上昇させることを明らかにした。本研究は、測定法の開発研究であるが、ヒト血中ucMGP濃度定量法の開発は今後、血管石灰化の1次予防対策あるいは慢性腎臓病の血管石灰化における3次予防対策に資することができる研究と考える。
  津川尚子、金森健悟、澤田夏美、高瀬友貴、中山智恵、藤田朋子、井上玲香、金月真央、内野由理、白木正孝、岡野登志夫
  共著   ビタミン   88,139-144頁   2014