大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  ツガワ ナオコ
  津川 尚子   健康栄養学部 健康栄養学科   教授
■ 標題
  ロコモティブシンドロームと栄養
■ 概要
  「骨粗鬆症・骨折におけるビタミンDおよびビタミンKの重要性」.ロコモティブシンドロームと最も深い関係にある脂溶性ビタミンは、ビタミンDとビタミンKである。近年、骨粗鬆症のリスクファクターであるビタミンD不足が国内外を問わず高齢者において高頻度に存在することが指摘され、ロコモティブシンドロームとして骨密度低下、骨折、転倒リスクとの関連が指摘されている。一方、ビタミンK栄養も骨折予防や骨質改善に重要であるが、現在の食事摂取基準ではビタミンKの骨健康維持における必要量は明示されていない。本稿では、ビタミンD、ビタミンK栄養と骨粗鬆症、骨折との関係、ならびに日本人と欧米人の栄養状態の比較や食事摂取基準について概説し、両ビタミンの栄養改善に役立つ情報を提供した。
  監修:日本栄養・食糧学会,分担執筆:津川尚子
  共著   建帛社   65-83頁   2012