大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  コバヤシ マサシ
  小林 政司   学芸学部 化粧ファッション学科   教授
■ 標題
  探索時間法を用いたスポーツウエアにおける色の視認性評価
■ 概要
  被服色彩の視認性は,日常生活,災害時およびサイクリングやウォーキング,ハイキングや登山といったスポーツにおいて,安全や人命救助等の面で重視される要件のひとつである.また,チームスポーツにおいては見方探索,プロフェッショナルスポーツにおいては広告宣伝効果などとも関連し,高視認性が不可欠な要素となる.一方,ハンティング,フィッシングやシューティングゲームなどのように,隠蔽の効果を上げるため逆に低視認性が求められる場合もある.しかしながら,こうした視認性の評価については,心理物理量としての客観的な評価方法,特にダイナミックな条件下での評価方法は確立されておらず,被服設計段階においては多くの場合,経験則や静的条件で導かれた配色に依存している状況にある.筆者らは,これまでに迷彩柄など低視認性条件下で,探索時間を指標にした評価方法を提案している.今回の研究では,特に高視認性の評価に難点のあるこの方法を改善,完成させることを目的とし,スポーツウエアにおける色,柄の視認性評価への応用に臨んだ.
  小林政司,藤本純子,岡本幾子
  共著   デサントスポーツ科学   石本記念デサントスポーツ科学振興財団   34,106-116頁   2013/06