大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  サカタ ヒロユキ
  坂田 浩之   学芸学部 心理学科   准教授
■ 標題
  自己愛の観点からみたSelf-esteemに関する一検討
■ 概要
  Self-esteemは心理的な問題を説明する際にも,心理療法のプロセスを説明する際にも有用で重要な概念である。また,調査研究のテーマとしてもよく扱われてきた概念である。概して従来の研究においては,質問紙法によって測定されるSelf-esteemは,高いほど肯定的に捉えられる傾向があるが,一方で,高すぎるSelf-esteemを示す人は投映法検査によって得られる情報からは否定的な結果を示すことが指摘されている。この論文では,この矛盾をSelf-esteemの高さの程度によって説明するのではなく,現象面の背後にある人格構造のあり方の違いによって説明することを試み,質問紙とPFスタディを用いて調査し,Kohut,H.が自己愛性障害の心理療法の経験から創造していった自己愛理論の観点から検討した。
  単著   甲南大学学生相談室紀要   甲南大学学生相談室   (第5号),24-39頁   1998/02