大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  サカタ ヒロユキ
  坂田 浩之   学芸学部 心理学科   准教授
■ 標題
  肥満児の心理と家庭環境についての研究
■ 概要
  現代において児童の肥満は小児科の治療の対象となっており,その治療においては心理的要因への理解が必要となってきている。この論文では,肥満の治療を受けている肥満児の人格や自我発達,自己,対象関係,愛着に関わる情報処理のあり方を,文章完成形式の自我発達質問紙,バウムテスト,親子状況ピクチャー(共著者の久保が開発した投映法検査)によって調べ,これら個々の心理検査の結果を分析するとともに,これらの検査結果を総合して肥満児の類型を抽出し,それぞれの類型の心理的特徴を検討した。
担当部分:「自我発達質問紙による分析-自我機能の観点から見た肥満児の心理特徴」(共著)p.3-13
「バウムテストとPARS による類型」(共著) p.32-35
「結語」(単著) p.54
(担当部分の概要)肥満児に対して実施した自我発達質問紙の調査データを,肥満児の心理特性をより明瞭に浮き彫りにするために分析法を独自に考案し,それを用いて整理・分析し,執筆に携わった。また,バウムテストで描かれた作品の特徴によって類型化された肥満児のグループの典型事例について,主に自我発達質問紙のデータから考察し,執筆に携わった。

  分担執筆:山中康裕,仁里文美,多田昌代,市野直美,久保 恵,松浦ひろみ,坂田浩之,松下姫歌,黒川嘉子,三杦奈穂
  共著   平成7・8・9年度京都市健康づくり研究等助成金研究成果報告書      1998/06