大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  サカタ ヒロユキ
  坂田 浩之   学芸学部 心理学科   准教授
■ 標題
  発達検査を通して見た発達障害ー新版K式発達検査2001を用いた事例の理解からー
■ 概要
  本論文は,発達障害者の適切な支援のために発達検査を用いる必要があるのか,あるとすれば,具体的にはどう役立つのかについて,発達障害の中でも自閉症スペクトラム障害(広汎性発達障害)に焦点を当て,先行研究による知見と新版K式発達検査2001を用いた臨床心理アセスメントの事例から論じたものである。発達検査からのみでは,その人の特性や発達障害の全体を明らかにすることはできないが,その人の能力面での適応の阻害要因,促進要因を客観化することができ,それが,診断にとらわれずに,個々の個性と適応上の問題となっている要因を明らかにするのに役立ち,さらには,その人にとってより適切で,より有効な支援の手立てを生み出す手がかりとなることが論じられた。
  単著   大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要   大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻   8,39-50頁   2014/03