大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  サカタ ヒロユキ
  坂田 浩之   学芸学部 心理学科   准教授
■ 標題
  自分に対する“慈しみ”を育む美容教育プログラムの開発
■ 概要
  本研究では,対人的効果としての美容・化粧行為(メーキャップ,スキンケア,ヘアケア,清潔にするなど)ではなく,対自的効果としての美容・化粧行為,その中でも特に「自分に対する“慈しみ”を育むための美容・化粧行為」の習慣化を促す美容教育プログラムの開発と導入の試みが行われた。本プログラム開発のポイントは,①美容セミナーの実施により自身の身体を「慈しむ」行為を体験する,②日常における美容・化粧行為の定着を促すことを目的に参加者自らが日常の美容行為や活動を記録できる美容日誌の開発と導入を目指すであった。認知症カフェにおける「日常的な美容活動」に関するワークショップと不登校児童通所施設における美容教育プログラムが利用者と支援スタッフを対象に計画・実施された。また,後者のプログラムでは,美容日誌をつけることが提案された。プログラム参加者の振り返りと美容日誌から美容教育プログラムの効果が検討され,本研究で開発された美容教育プログラムには自分に対する“慈しみ”を育む効果があることが示唆された。
  坂田浩之・武藤祐子
  共著   大阪樟蔭女子大学研究紀要   大阪樟蔭女子大学学術研究会   8,47-57頁   2018/01