大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  オクダ アキラ
  奥田 亮   学芸学部 心理学科   准教授
■ 標題
  大学1回生から4回生までの横断および縦断データから見た大学生活充実度の推移
■ 概要
  本研究では,先行研究を踏まえて,1回生から4回生を対象に大学生活充実度尺度を実施し,その因子構造について検討した上で,大学生活充実度が学年ごとにどのように異なるのかについて,縦断,横断を含めた複数の観点およびデータから分析を行なった。まず大学生活充実度尺度について,因子分析によって“フィット感”,“交友満足”,“学業満足”,“不安”の4因子を抽出した。そして複数年度の1~4回生の横断および縦断データから,4回生時に充実度全般が最も高まることが明らかになった。一方,1~2回生にかけては充実度にほとんど変化が見られず,2~3回生にかけては部分的に充実度が高まるという結果と,ほとんど変わらないという結果の,相違する二つの結果が得られた。今後はさらにデータを集積してこれらの結果を再検討することや,大学生活充実度の学年差の有無をもたらす要因を詳しく検討していくことが課題とされた。
担当部分:研究全体の企画・デザインには他の共同研究者と共に携わった。本文の執筆は,総合考察の部分を中心に担当した。

  分担執筆:奥田 亮,川上正浩,坂田浩之,佐久田祐子
  共著   大阪樟蔭女子大学人間科学研究紀要   大阪樟蔭女子大学人間科学部学術研究会   (第9号)   2010/01