大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  オクダ アキラ
  奥田 亮   学芸学部 心理学科   准教授
■ 標題
  大学への帰属感と大学生活充実度を高める教育プログラムの開発
■ 概要
  筆者らは,先輩が語るVTRや教員の対談を交えた帰属感高揚プログラム『心理学と私』を考案,実施し,その効果を検証してきた。本研究では,心理学系学科学生を対象とした帰属感高揚プログラム『心理学と私』を,全学学生を対象としたプログラムに拡張するため,VTR刺激およびプログラムそのものの開発を目指すものである。全学対象の実施においては,学科混成でのプログラム実施が望まれ,そのためには特定の学科のVTR(同学科VTR)に依存せず,一般的に同大学の先輩が語るもの(同大学VTR)に変更した際に,川上他(2010,2011)が『心理学と私』の成果として報告した,帰属感の高揚効果が認められるか否かを検討する必要がある。そこで研究1では,上回生に対して同学科VTRと同大学VTRを共に視聴させ,これらVTRの1回生に対する効果の可能性について評定を求めた。研究2では,同学科VTRと同大学VTRを用いた帰属感高揚プログラムを異なる年度に実施し,それぞれのプログラムに対する印象評定を参加者に求めた。これらの結果,いずれのVTR刺激もおおむね変わらず効果をもつこと,ただし特に一回生へのメッセージについては,学科VTRの方が効果をもつことが示された。
  佐久田祐子・奥田 亮・川上正浩・坂田 浩之
  共著   大阪樟蔭女子大学研究紀要   大阪樟蔭女子大学学術研究会   4,15-22頁   2014/01