大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  サンドウ キンヤ
  山東 勤弥   健康栄養学部 健康栄養学科   教授
■ 標題
  Platelet glutathione peroxidase Activity in long-term total parenteral nutrition with and without selenium supplementation.(セレン投与時および非投与の長期中心静脈栄養施行中の血小板中グルタチオンペルオキシダーゼ活性について) (博士学位論文)
■ 概要
  平成4年1-2月
セレンは,中心静脈栄養(Total parenteral nutrition:TPN)輸液内にルーチンに含まれてはいないので,TPNで長期間管理されている患者はセレン欠乏症に陥る危険性がある。セレン欠乏症では心筋変性により死亡する可能性がある。TPN管理中の6人の慢性腸管疾患の患者を対象に12週間毎のセレン投与のオン・オフスタディを行った。血小板中,血漿中および赤血球中のグルタチオンペルオキシダーゼ活性と血漿中および赤血球中のセレン濃度を測定した。血小板中のグルタチオンペルオキシダーゼ活性は,オン・オフ後1週間で有意の増減を示した。血漿中のグルタチオンペルオキシダーゼ活性とセレン濃度は3週間で有意の増減を示した。赤血球中のグルタチオンペルオキシダーゼ活性とセレン濃度は有意の増減を示さなかった。以上から,血小板中のグルタチオンペルオキシダーゼ活性は,TPN患者の最も鋭敏なセレン指標であることが判明した。
担当部分:博士論文につき,全体のほぼ100%近くを担当。

  分担執筆:Sando K, Hoki M, Nezu R,Takagi Y, Okada A
  共著   J. Parent. Ent. Nutr.   16(1),54-58頁   1992/01