大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  サンドウ キンヤ
  山東 勤弥   健康栄養学部 健康栄養学科   教授
■ 標題
  Lock method using sodium hydroxide solution to clear occluded central venous devices. (中心静脈カテーテルデバイスの閉塞解除のための水酸化ナトリウムロック法)
■ 概要
  中心静脈カテーテルの閉塞は,長期静脈栄養施行時にしばしばみられる管理上の問題点の一つである。閉塞に対して種々の対策法が考えられてきたが,今回,徐々に閉塞した状態の閉塞解除に水酸化ナトリウム(NaOH)のロック法が有効であるかを検討した。 次第に滴下速度が遅くなってきた時にNaOHをカテーテルに注入してロックする方法を11人の在宅静脈栄養施行患者に19回行った。16回は閉塞解除に成功したが,3回は不成功であった。3回の不成功例のうち一回は機械的閉塞で,残りの2回はエタノール注入で閉塞解除が可能であった。本法による明らかな副作用・合併症は認めなかった。 本法の利点は以下の点が挙げられる。(1)NaOH持続注入法に比べて処置時間が短く,NaOHの投与量も少ない。(2)外来で施行でき入院は不要である。(3)カテーテルの加圧による損傷がない。
担当部分:発案実効したので,ほぼ全体の90%以上は担当した。

  分担執筆:Sando K, Fujii M, Tanaka K,Chen K, Yoshida H, Iiboshi Y, Nezu R, Konishi K, Takagi Y, Okada A
  共著   Clin. Nutr   16(4),185-188頁   1997/08