大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  サンドウ キンヤ
  山東 勤弥   健康栄養学部 健康栄養学科   教授
■ 標題
  Protective effects of selenium supplementation in minimising 5-fluorouracil induced lipid peroxidative damage of the small intestine. (セレン投与の5-フルオロウラシルの副作用による小腸の障害への予防効果について)
■ 概要
  5-フルオロウラシル(5-FU)の副作用の過酸化脂質による小腸の障害が,セレン投与で予防できるかどうかを検討した。セレン投与ラットには,2.0 ppm濃度の亜セレン酸を含有した水を5週間飲ませた。5-FUは150mg/kg腹腔内投与した。マロンディアルデヒド(MDA)は,セレン投与ラットの血中,空腸粘膜内,肝臓,腎臓,心臓で有意に低値であった。空腸のスクラーゼとマルターゼの活性はセレン投与ラットで有意に高値であった。腸管のミエリロペルオキダーゼ(MPO)の活性はセレン投与ラットで有意に低値であった。 以上から,5-FUの副作用の過酸化脂質による小腸の障害が,セレン投与で予防できたことが判明した。
担当部分:直接指導したので約50%は担当した。

  分担執筆:Chen D-L, Sando K, Chen K,Wasa M, Takagi Y, Okada A
  共著   The Journal of Trace Elements in Experimental Medicine   10(3),163-171頁   1997/09