大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  サンドウ キンヤ
  山東 勤弥   健康栄養学部 健康栄養学科   教授
■ 標題
  Intestinal adaptaion in pediatric patients with short-bowel syndrome. (小児短腸症候群における残存小腸の適合について)
■ 概要
  12例の小児の短腸症候群を対象に,中心静脈栄養法(TPN)からの離脱に必要な残存小腸長と代謝上の特徴を調査した。残存小腸長は0?75(平均47)cmであり,回盲弁は5例で残存していた。TPNは手術後直ちに施行され,徐々に経腸栄養法へ移行した。死亡例はなく,8例がTPNからの離脱が可能で,残存小腸長は27?75(57)cmであった。4例でTPNからの離脱が不可能で,残存小腸長は0?45(22)cmであった。カテーテル敗血症は1000日当たりで0.63回であった。脂肪肝は2例で認められたが,進行性の肝障害の症例はなかった。TPNからの離脱が不可能な患者では,血漿中のアルギニン値とシトルリン値が低値であった。われわれの栄養療法プログラムによる管理では,小児の短腸症候群患者の生存率は非常に高く,残存腸管長が16cm以上あればTPNからの離脱が期待できることが判明した。
担当部分:共同研究のため,本人担当部分抽出不可能。

  分担執筆:Wasa M, Takagi Y, Sando K, Harada T, Okada A
  共著   Eur. J. Pediatr. Surg.   9(4),207-209頁   1999/08