大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  サンドウ キンヤ
  山東 勤弥   健康栄養学部 健康栄養学科   教授
■ 標題
  Evaluation of indexes of in vivo manganese status and the optimal intravenous dose for adult patients undergoing home parenteral nutrition. (全身のマンガンレベルの指標の評価と成人在宅静脈栄養患者のマンガン推奨投与量)
■ 概要
  ヒトにおいてマンガン状態を反映する正確な指標はなく,またこの必須微量元素の中心静脈栄養(TPN)施行時の一日推奨投与量は明らかでない。本研究の目的は,マンガン状態の正確な指標を評価し,在宅静脈栄養施行時の成人の至適投与量を明確にすることである。オン-オフスタディに従って,マンガンを0,1,2,あるいは20μmol/日を含有したTPN輸液を投与し,全血および血漿中のマンガン濃度を測定した。脳MRI検査で淡蒼球のT1強調像強度とT1値を測定した。血液,生化学検査も施行した。全血中のマンガン濃度と脳MRI検査のT1強調像強度(r=0.7728)およびT1値(r=-0.7519)との間に高い相関を認めた。またT1強調像強度とT1値の間にも高い負の相関(r=-0.8407)を認めた。すべての患者で1μmol/日のマンガン投与では,T1強調像強度とT1値は不変で,全血中のマンガン濃度は正常値内であった。 全血中のマンガン濃度と淡蒼球のT1強調像強度(r=0.7728)およびT1値は,ヒトにおいてマンガン状態を反映する有用な指標である。在宅静脈栄養施行時の成人のマンガンの至適投与量は1μmol/日であると考えられた
担当部分:共同研究のため,本人担当部分抽出不可能。

  分担執筆:Takagi Y, Okada A, Sando K, Wasa M, Yoshida H, Hirabuki N
  共著   Am. J. Clin. Nutr.   75(1),112-118頁   2002/01