大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  サンドウ キンヤ
  山東 勤弥   健康栄養学部 健康栄養学科   教授
■ 標題
  On-off study of manganese administration to adult patients undergoing home parenteral nutrition: New indices of in vivo manganese level. (成人在宅静脈栄養患者を対象としたマンガン投与のオン・オフスタディ:新しい全身のマンガンレベルの指標)
■ 概要
  平成14年3-4月
最近,MRI検査で中心静脈栄養患者の脳内,特に淡蒼球(globus pallidus)に強いシグナルが出現することが判明してきた。この原因としてマンガンの過剰投与が考えられている。今回,マンガンのオン・オフスタディ(0と20μmol/日)によって,再現性と可能性を検討した。またT1値の強度と全血中および血漿中のマンガン濃度の相関をも検討した。対象は在宅静脈栄養患者11人であった。全血中のマンガン濃度,淡蒼球のMRI強度とは,マンガンの投与と中止によく反応した。MRI強度の消失には少なくとも5カ月を要した。この変化は再現性があった。また全血中のマンガン濃度と淡蒼球のMRI強度ならびにT1値には,相関関係が認められた。以上から,全血中のマンガン濃度,淡蒼球のMRI強度ならびにT1値は,全身のマンガンのレベルの有用な指標となりうることが判明した。
担当部分:共同研究のため,本人担当部分抽出不可能。

  分担執筆:Takagi Y, Okada A, Sando K, Wasa M, Yoshida H, Hirabuki N
  共著   J. Parent. Ent. Nutr.   25(2),87-92頁   2002/03