大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  サンドウ キンヤ
  山東 勤弥   健康栄養学部 健康栄養学科   教授
■ 標題
  セレンと脂質代謝
■ 概要
  セレンの性質はイオウに良く似ており,イオウ含有アミノ酸のイオウがセレンに置き換わったセレン含有アミノ酸などのセレン化合物として,自然界に広く存在する。セレンは,かつては強い毒性をもち,発癌性をしめすことから生物にとって一方的に有害な作用をもつと考えられていた。しかし比較的最近になって抗酸化作用,抗癌作用をしめす必須の微量元素であることが明らかにされ注目されつつある。セレンは,グルタチオンペルオキシダーゼの活性中心に存在して抗酸化作用を示す。本稿では,脂質代謝との関連として,活性酸素および過酸化脂質とアラキドン酸カスケードの2点について解説した。
担当部分:指導下に全体をまとめあげたので,全体の90%以上は担当した。

  分担執筆:山東勤弥,岡田 正
  共著   小児医学   25巻(2号),369-374頁   1992/04