大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  サンドウ キンヤ
  山東 勤弥   健康栄養学部 健康栄養学科   教授
■ 標題
  栄養輸液と微量金属
■ 概要
  近年の静脈および経腸栄養法の進歩により,種々の病態,とくにこれら栄養療法が第一選択になっている炎症性腸疾患などの消化吸収障害を伴う腸疾患の治療成績は飛躍的に向上した。しかしこれら疾患では,治療前すでに微量元素の摂取量の低下,吸収障害に加え,腸瘻,下痢などによる消化液中への喪失をきたしていることが多く,微量元素の欠乏準備状態にある。一方純粋に精製された成分からなるこれら栄養療法の施行症例の増加・長期化に伴い,微量元素の適切な補給がなされなければ,欠乏症が容易に出現することになり注目されようになった。本稿では,現在までに高カロリー輸液の施行時の欠乏症が報告されている,銅,亜鉛,クロム,セレン,モリブデンなどの臨床的特徴ならびにそれらの投与指針について述べた。
担当部分:共同研究のため,本人担当部分抽出不可能。

  分担執筆:山東勤弥,岡田 正
  共著   小児科   33巻(8号),823-827頁   1992/08