大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  ウチダ ヨシキ
  打田 良樹   健康栄養学部 健康栄養学科   教授
■ 標題
  A Novel, Antimicrobially Active Analog of Gramicidin S without Amphiphilic Conformation(Gramicidin Sの両新媒性構造を持たない新規抗菌活性analog)
■ 概要
  10アミノ酸残基からなるグラミシジンS(GS)は,グラム陽性菌に対し強い抗菌活性を有する環状ペプチド抗生物質である。GSは両親媒性の逆平行β-シート構造を有しており,この特徴的な構造がGSの強い抗菌活性に重要な役割果たしていると考えられてきた。本研究では,GSの新規analogであるcyclo(-Val-Leu-Leu-Orn-Leu-D-Phe-Pro-)2(Ⅰ)を化学合成し,その構造と枯草菌,巨大菌,黄色ブドウ球菌,表皮ブドウ球菌,腸球菌に対する抗菌活性を測定した。その結果(Ⅰ)は,GSとほぼ同程度の強い抗菌活性を示したが,両親媒性を示さない逆平行βターン構造を有していることが明らかとなった。これはGS関連ペプチドでは初めての発見である。
担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能

  分担執筆:M. Tamaki, K. Sawa, S. Kikuchi, M. Shindo, and Y. UCHIDA.
  共著   Journal of Antibiotics   59(6),370-372頁   2006/06