大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  ウチダ ヨシキ
  打田 良樹   健康栄養学部 健康栄養学科   教授
■ 標題
  Antibacterial Activity of Short Peptides Based on Pleurocidin and Their Interaction with Phospholipid Membrane(プロイロシジン由来ペプチドの抗菌活性とリン脂質膜との相互作用)
■ 概要
  Pleurocidinは,ヒラメの皮膚分泌液から単離された両親媒性cationicペプチドである。このペプチドは25アミノ酸残基から構成され,グラム陽性菌および陰性菌に対し強い抗菌活性を有しながらも溶血活性は弱い直鎖ペプチドである。我々は,Pleurocidin(H-Gly-Trp-Gly-Ser-Phe-Phe-Lys-Lys-Ala-Ala-His-Val-Gly-Lys-His-Val-Gly-Lys-Ala-Ala-Leu-Thr-His-Tyr-Leu-OH)ペプチド鎖のN-末端および中間部位のアミノ酸残基をLys,AlaおよびLeuに置換したアナログがより強い抗菌活性を示すことを報告している。本研究ではPleurocidin のC-末端部位に着目し,これらの知見をもとに新規analog 8種類を化学合成し,枯草菌,黄色ブドウ球菌,大腸菌および緑膿菌に対する抗菌活性を測定した。その結果,いくつかの合成アナログがオリジナルペプチドよりも強い抗菌活性を示し,溶血活性も低下していることが明らかとなった。
担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能

  分担執筆:N.Tsuda, T. Hatakeyama, S. Ando, M. Shindo, Y. UCHIDA, and H. Aoyagi
  共著   Peptide Science   2007,223-226頁   2008/03