大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  ウチダ ヨシキ
  打田 良樹   健康栄養学部 健康栄養学科   教授
■ 標題
  Contribution of Each Amino Acid Residue in Polymyxin B3 to Antimicrobial and Lipopolysaccharide Binding Activity (Polymyxin B3の抗微生物活性およびリポ多糖結合活性における各アミノ酸残基の役割)
■ 概要
  Bacillus polymyxa の産生する抗生物質であるPolymixin B3は,10アミノ酸残基から構成され,グラム陰性菌に対し強い抗菌活性を有している。本研究では,Ala Scan アナログおよび6,7位D-Phe-Leu残基をAla,Gly,Trp,Phe等に置換したアナログを合成し,食中毒菌であるサルモネラ菌,大腸菌,緑膿菌に対する抗菌活性およびリポ多糖結合活性を測定した。その結果[Ala5]-Polymixin B3は抗菌活性,リポ多糖結合活性ともに低下し,この部位のDabが活性発現のためには極めて重要であることが示唆された。一方[Gly6,7]-Polymixin B3も抗菌活性,リポ多糖結合活性ともに低下し,6,7位に疎水性側鎖が存在することおよび6位はD-体であることが活性発現のために重要であると考えられた。
担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能

  分担執筆:K. Kanazawa, Y. Sato, K. Ohki, K. Okimura, Y. UCHIDA, M. Shindo, and N. Sakura.
  共著   Chemical and Pharmaceutical Bulletin   57(3),240-244頁   2009/03