大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  キムラ マサヒロ
  木村 雅浩   健康栄養学部 健康栄養学科   教授
■ 標題
  Novel autoantibodies to pituitary gland specific factor 1a in patients with rheumatoid arthritis.
(慢性関節リュウマチ患者における下垂体特異的タンパク質に対する自己抗体)
■ 概要
  我々が新しく発見した下垂体特異的タンパク質であるPGSF1aに対する自己抗体が慢性関節リュウマチ患者血清中に高頻度に出現することがわかった。そこで、この自己抗体がどの程度の頻度で、また、慢性関節の重症度と関連性があるかについてラジオリガントアッセイで自己抗体を測定することで検討した。その結果、慢性関節リュウマチ患者の43.5%、変形性関節炎患者の10%にPGSF1aに対する自己抗体が陽性となった。この自己抗体の抗体価とリュウマチ因子、C反応性タンパク質の間には有意な相関が見られなかった。しかしながら。重症度の高い慢性関節リュウマチ患者でPGSF1aに対する自己抗体価が高いことがわかった。また、リュウマチ因子陰性の慢性関節リュウマチ患者の半数にPGSF1aに対する自己抗体が陽性であった。このことから、PGSF1aに対する自己抗体は慢性関節リュウマチ診断の新しいマーカーになると考えた。
担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能

  分担執筆:田中 進,巽 圭太,富田哲也,木村雅浩,高野 徹,吉川秀樹,網野信行
  共著   Rheumatology   第42巻(2号),353-356頁   2003/02