大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  キムラ マサヒロ
  木村 雅浩   健康栄養学部 健康栄養学科   教授
■ 標題
  Novel cycloundecapeptides related to gramicidin S with both high antibiotic activity and low hemolytic activity.
(高抗微生物活性と低赤血球溶血活性の新規グラミシジンS関連シクロウンデカペプチド)
■ 概要
  グラミシジンS(GS)に関する本研究では,13種類のGS関連ウンデカペプチドを作成した。1~4位にAlaまたはLys残基を導入したシクロウンデカペプチドは、グラム陽性菌に対しては高い抗菌活性を示し、ヒツジ赤血球の溶血をほとんど示さなかった。しかしながら、グラム陰性菌に対しては、ほとんど抗菌活性を示さなかった。また、5位にアミノ酸を導入した4種類のシクロウンデカペプチド cyclo(-Val-Orn-Leu-D-Phe-X-Pro-Val-Orn-Leu-D-Phe-Pro-) (X = Ala,  Lys, Orn,  Lys(Lys))は、グラム陽性菌およびグラム陰性菌に対して高い抗菌活性を示した。これらの4種類のCDスペクトル解析の結果、いずれもGSとは190-210 nm 領域のスペクトルが異なったことから、5位にアミノ酸を導入することで生じたわずかな構造変化が抗菌活性に影響したものと考えられた。

担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能

  分担執筆:Tamaki M, Takanashi K, Harada T, Fujinuma K, Shindo M, Kimura M, Uchida Y.
  共著   Chemical and Pharmaceutical Bulletin   59(12),1481-1484頁   2011/12