大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  ホウキ マサノリ
  保木 昌徳   健康栄養学部 健康栄養学科   教授
■ 標題
  腹膜炎モデルにおける静脈栄養のエネルギー基質として脂肪乳剤殊に中鎖脂肪酸の効果に関する実験的検討
■ 概要
  (概要)ラット腹膜炎モデルを用いて中鎖脂肪酸(MCT)、長鎖脂肪酸(LCT)、グルコースなどを輸液中に基質として含む4種の静脈栄養を行った。MCT含有脂肪乳剤投与群はLCT群に比べ高い生存率を示し、累積窒素平衡も良好であった。LCT投与群ではRES機能の抑制,血中エンドトキシンの高値、肝への過酸化脂質および脂肪の蓄積が示された。また、肺ではLCT群でのみ肺胞中隔の肥厚が見られ肺障害が示唆された。以上より、腹膜炎ラットにおいてMCTはLCTに比し有用な基質となる可能性が示唆された。
  単著   大阪大学医学雑誌[博士学位論文]   43(40702),589-599頁   1991/08