大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  カワカミ マサヒロ
  川上 正浩   学芸学部 心理学科   教授
■ 標題
  単語及び非単語の単語らしさ評定にneighbor数が及ぼす効果
■ 概要
  本研究では,単語及び非単語の主観的な単語らしさ評定に,当該刺激文字列が有する正書法的neighbor数,音韻的neighbor数が及ぼす影響について検討を行った。カタカナ表記された非単語においては,正書法的neighborは少ないが音韻的neighborは多いLH条件,正書法的neighbor,音韻的neighborが共に多いHH条件で,正書法的neighbor,音韻的neighborが共に少ないLL条件に較べて単語らしさ評定値が高いことが示された。実在する単語であるカタカナ表記語に対する単語らしさ評定には,neighbor数による効果は認められなかった。刺激をひらがな表記した調査2においても,非単語についてはneighbor数の影響が認められ,非単語の単語らしさ評定にneighbor数が及ぼす効果は,音韻的なレベルで生起していることが示唆された。
  単著   大阪樟蔭女子大学大学院人間科学研究科臨床心理学専攻・附属カウンセリングセンター研究紀要   11,41-50頁   2017/03