大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  カワカミ マサヒロ
  川上 正浩   学芸学部 心理学科   教授
■ 標題
  既有の言語知識が新たな言語習得に及ぼす影響−母国語の影響に関するシミュレ−ション実験−
■ 概要
  日本語母国語話者を被験者として人工言語の学習過程を検討した。日本語の語順に準拠した語順を持つ人工言語,英語の語順に準拠した語順を持つ人工言語,そのいずれにも準拠しない語順を持つ人工言語をそれぞれ作成し,母国語である日本語の文型と学習すべき人工言語の文型との類似がその学習過程に及ぼす影響を考察した。実験の結果を分散分析によって分析したところ,3種類の人工言語は,その学習の容易性に関して大きな差異は認められず,本研究で扱ったような文脈では,言語構造が母国語と一致していることは効果を持たないことが示された。
担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能。

  分担執筆:川上正浩,杉村伸一郎,堀田朱美
  共著   平成元年度・2年度科学研究費補助金総合研究(A)研究成果報告書   129-138頁   1991/03