大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  カワカミ マサヒロ
  川上 正浩   学芸学部 心理学科   教授
■ 標題
  漢字らしさに対する人の意味情報処理-Migration Paradigmにおける仮名との比較−
■ 概要
  漢字2語を水平に瞬間同時呈示した際の部品の錯合現象(radical migration)と,仮名単語2語を水平に瞬間同時呈示した際の文字の錯合現象(letter migration)とを比較検討した。実験の結果,仮名単語の場合には,語頭文字(語の左部品)の一致・共通性が錯合現象の促進をもたらすことが確認された。同一のパラダイムで左右分離構造を有する漢字材料を用いた実験では,旁(語の右部品)の一致・共通性が錯合現象の促進をもたらすことが確認されており,この傾向は漢字構造の部首機能の影響を示唆する結果として解釈された。
担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能。

  分担執筆:齋藤洋典,川上正浩,増田尚史
  共著   信学技報,NLC94-9,   15-22頁   1994/07