大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  カワカミ マサヒロ
  川上 正浩   学芸学部 心理学科   教授
■ 標題
  Subword activation in reading Japanese single Kanji character words.(漢字単語の読字過程における部品情報の活性化)
■ 概要
  左右分離漢字を材料とし,その右部品(旁)が有する音韻情報が,当該漢字の命名時間に及ぼす影響を検討した。右部品を共有する漢字群で,漢字の音韻が一貫しているか否かを音韻の一貫性(consistency),漢字全体の有する音韻と右部品が漢字として有する音韻とが一致しているか否かを右部品が有する音韻の妥当性(validity)と定義し,これらを操作して実験を行った。実験の結果,右部品が有する音韻の一貫性(consistency)と妥当性(validity)とが,いずれも命名時間に影響を及ぼし,漢字一語(全体)の認知に際してその部品(部分)の特性が影響を与えることが示された。またこの効果は比較的高頻度の漢字においても認められることも明らかにされた。
担当部分:共同研究につき,本人担当部分抽出不可能。

  分担執筆:Saito, H., Masuda, H.,Kawakami, M.
  共著   Brain & Language   68(1/2),75-81頁   1999/06