大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  カワカミ マサヒロ
  川上 正浩   学芸学部 心理学科   教授
■ 標題
  漢字二字熟語の類似語数と構成文字の出現頻度が語彙判断課題に及ぼす効果
■ 概要
  漢字二字熟語の語彙判断課題に際し,熟語の類似語数,熟語を構成する前漢字の出現頻度,熟語を構成する後漢字の出現頻度を操作した。実験の結果,熟語の類似語数,熟語を構成する前漢字の出現頻度,熟語を構成する後漢字の出現頻度は,独立に漢字二字熟語の語彙判断時間に促進的な影響を及ぼしていることが示された。熟語を構成する前漢字の出現頻度と後漢字の出現頻度との間に交互作用が認められなかったことは,中程度の主観的出現頻度を持つ漢字二字熟語の処理過程において,前漢字,後漢字が系列的に処理されていることを示唆している。
  単著   心理学研究   73(4),346-351頁   2002/10