大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  カワカミ マサヒロ
  川上 正浩   学芸学部 心理学科   教授
■ 標題
  呈示色の典型性が画像の記憶に及ぼす影響
■ 概要
  本研究の目的は,線画が典型色で彩色されていることが,当該画像の記憶に及ぼす影響について検討することであった。一般的に,そのオブジェクトに典型的な色としてイメージされる色が決まっているオブジェクトを“典型色オブジェクト”とし,そのオブジェクトに典型的な,イメージされる色が定まっていないオブジェクトを“汎用色オブジェクト”とした。典型色オブジェクトの線画を典型的な色で彩色した刺激(ティピカル項目),非典型的な色で彩色した刺激(アティピカル項目),汎用色オブジェクトの線画を不自然ではない色で彩色した刺激(ニュートラル項目)の3種を呈示し,後に線画のみの偶発再認課題を実施した。実験の結果,ティピカル項目はアティピカル項目や,ニュートラル項目に較べて偶発再認課題におけるミス率が低いことが示された。
  単著   大阪樟蔭女子大学人間科学研究紀要   7,83-90頁   2008/01