大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  カワカミ マサヒロ
  川上 正浩   学芸学部 心理学科   教授
■ 標題
  女子大学生にとっての「不思議なこと」
■ 概要
  本研究では,女子大学生が“不思議”と思うことは何かを探るため,20答法を参考に,調査対象者に“私が不思議だと思うのは”以降の空白部分に自由に文を記述することを求めた。回答をWard方によるクラスター分析によって分析した結果,人間の不思議,自分にの不思議,能力や可能性の不思議,好みの不思議,性の不思議,人の思考の不思議,差異の不思議,生理的欲求の強力さの不思議,心や感情の不思議,生や世界,文化の不思議,美・魅力に関連した事柄に対する不思議,身近な事柄の不思議の12のクラスターが抽出された。これらのクラスターのうち,人間の不思議,美・魅力に関連した事柄の不思議に関するクラスターに属するキーワードの出現頻度が高く,現代の日本人女子大学生は,人間や美・魅力に関連した事柄について不思議だと感じることが多いことが示唆された。
  坂田浩之・川上正浩・小城英子
  共著   大阪樟蔭女子大学人間科学研究紀要   8,91-98頁   2009/01