大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  カワカミ マサヒロ
  川上 正浩   学芸学部 心理学科   教授
■ 標題
  高機能広汎性発達障害の意味的ネットワーク構造の特徴—言語連想課題を用いた検討—
■ 概要
  言語連想課題を用い,PDD児の意味ネットワーク構造の特徴を検討した。課題は,視覚提示された連想中心語(感情語,具象語,中称語,動詞の4カテゴリ)から連想される言葉を制限時間内に思いつくだけ回答するものであった。小学一年から中学三年までの高機能PDD児と健常児とを対象とした実験の結果,PDD児は感情を表す語彙においても,意味ネットワークが形成されるが,その広がりは健常児よりも狭いことが示された。また,必要な情報に焦点を絞ろうとすると,その内容が詳細になりすぎることも明らかになった。
  吉橋由香・藤田知加子・川上正浩・辻井正次
  共著   小児の精神と神経   49,149-161頁   2009/06