大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  カワカミ マサヒロ
  川上 正浩   学芸学部 心理学科   教授
■ 標題
  野菜・果物等の典型色によるストループ効果
■ 概要
  本研究では,野菜・果物等の名称を刺激としてストループ効果,逆ストループ効果の検討を行った。赤,黄色,緑,茶色の4色を基本色として,これら4色それぞれを典型色とする野菜・果物等の名称(典型色オブジェクト),典型色を持たない具体物の名称(汎用色オブジェクト)をそれぞれ選択した。そして,典型色オブジェクト名称をその典型色で呈示する刺激を典型色刺激,典型色オブジェクト名称をその典型色以外の色で呈示する刺激を非典型色刺激,汎用色オブジェクトを基本色4色のいずれかで呈示する刺激をニュートラル刺激とした。実験の結果,典型色を持つオブジェクト名に対する色命名は,典型色を持たないオブジェクト名に対する色命名に較べて遅れること,また逆ストループ課題を用いた場合には,そうした効果は認められないことが示された。
  単著   大阪樟蔭女子大学研究紀要   1,66-70頁   2011/01