大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  フジサワ ヨシユキ
  藤澤 良行   学芸学部 国際英語学科   教授
■ 標題
  「語りの装置」としてのベンジー-『響きと怒り』におけるベンジーの役割について-
■ 概要
  ウィリアム・フォークナーの『響きと怒り』の第1の章に関する考察。この章の語り手はいわゆる精神障害者ベンジーであり,彼はその偏りのない視点から,いわばカメラの役割を担って本作品の舞台であるコンプソン家の他の登場人物とその置かれた状況を映し出して南部旧家の没落の様子を示す。その語りの中で不在の姉キャディーの姿を浮かび上がらせる。単に登場人物としての重要性だけではなく,語り手としての彼の役割を分析している。
  単著   Queries   大阪市立大学大学院英文学研究会   (No.24),45-54頁   1987/03