大阪樟蔭女子大学 教員情報   
     


  ハシモト ヒデミ
  橋本 秀美   学芸学部 心理学科   教授
■ 標題
  描画における人物像の顔の方向と共感性との関連
■ 概要
  本研究は、肯定・否定感情に着目した肯定・否定感情共有不全、肯定・否定感情共有の4因子から成る共感性尺度(学術論文等「20.肯定・否定感情に着目した共感性尺度の開発」)を用いて、描画における人物像の顔の方向と共感性との関連を検討した。動的家族画(KFD)と動的学校画(KSD)の描画中の人物像の顔の方向と共感性との関連を分析した。その結果、肯定感情共有の共感性の高い人は、KFDとKSDともに、親しい相手を「背面」よりは「正面」や「横向き」で描くこと、否定感情共有の共感性の高い人は、KFDにおいて親しくない相手を「輪郭のみ」より「正面」に多く描くことが示された。これらから、描画における人物像の顔の方向から共感性を読みとることができることが示唆された。
B5判、掲載頁:pp.412-421.(10頁)

  単著   心理臨床学研究   23巻(4号)   2005/10